\和歌山県出身🍊/ 26卒ひよっこ社会人🐣
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「仕事体験やオープン・カンパニーを開催しているものの、思うように学生が集まらない」
「自社の採用情報を発信しているが、学生にきちんと読まれているのか分からない」
採用活動を進める中で、このような悩みを感じている採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
学生に興味を持ってもらうためには、情報量を増やすだけでなく、限られた時間でも「自分に関係がある」「参加する意味がありそう」と判断できるように情報を届けることが重要です。
今回は、マイナビが発表した「2028年卒 大学生キャリア意向調査」を基に、学生のタイムパフォーマンス、いわゆる「タイパ」への意識と、企業が採用活動で見直したいポイントをご紹介します。
マイナビが2028年卒予定の大学生・大学院生1,120名を対象に行った調査によると、キャリア形成活動においてタイパを「意識している」と回答した学生は77.0%でした。
学生は、大学の授業や研究、アルバイトなどと並行して、企業研究や仕事体験への参加を進めています。
そのため、採用情報をじっくり読み比べるというよりも、限られた時間の中で「自分に合いそうか」「参加する価値がありそうか」を効率よく判断しようとしていると考えられます。
また、7月にインターンシップなどのキャリア形成活動へ参加した学生は55.4%となり、前月から13.4ポイント増加しました。
28卒学生の活動は、すでに本格化していることが分かります。
タイパを高めるために学生が行ったこととして、最も多かったのは「AIを活用してESやガクチカを作成した」の42.9%でした。
続いて、
・1日で複数社の話を聞けるイベントに参加した:37.0%
・AIを活用して企業研究や業界研究を行った:34.1%
となっています。
AIを使ったES作成だけでなく、企業研究にもAIを活用する学生が増えています。
今後は、学生が企業の採用ページを最初から最後まで読むとは限りません。
検索結果やAIによる要約、就職情報サイトの一部の文章などを通じて、企業を知る場面も増えていくと考えられます。
だからこそ企業側には、「伝えたいことをたくさん載せる」だけではなく、「何の会社で、どのような仕事ができ、誰に向いているのか」を短時間でも理解できる情報設計が求められます。
企業の採用情報では、仕事内容、福利厚生、研修制度、社風など、多くの情報を伝えようとするほど文章が長くなりがちです。
しかし、情報量が多くても、学生が自分との接点を見つけられなければ、読み進めてもらえない可能性があります。
例えば、単に「営業職の仕事体験を開催します」と案内するよりも、
「ショールームを歩き、お客様が『また来たい』と思う理由を探す仕事体験です」
と伝えたほうが、当日の内容や参加する意味を想像しやすくなります。
情報を減らせばよいということではありません。
最初に学生が知りたい結論を示し、その後に詳しい説明を加えることが大切です。
「会社説明会開催」というタイトルだけでは、他社との違いや参加するメリットが伝わりません。
例えば、
・文系・未経験から始められる技術職
・若手社員と話せる少人数の仕事体験
・和歌山で地域の暮らしを支える仕事
など、対象となる学生や得られるものをタイトルに入れると、学生が自分に関係する情報だと判断しやすくなります。
「地域に貢献する仕事」「お客様に寄り添う仕事」といった表現だけでは、実際の仕事内容をイメージしにくいことがあります。
誰と関わり、どのような場面で、何をする仕事なのかを具体的に伝えましょう。
社員の一日の流れや、実際にお客様から言われた言葉、入社後に最初に担当する仕事なども、働く姿を想像する材料になります。
応募前の学生は、
・専門知識がなくても参加できるか
・一人で参加しても大丈夫か
・選考に影響するのか
・交通手段は何が使えるか
・社員に質問できる時間があるか
といった不安を抱えています。
企業側にとっては小さな情報でも、学生にとっては参加を決める重要な判断材料になることがあります。
よくある不安を案内文の中で先回りして解消することで、参加への心理的なハードルを下げられます。
新しい採用施策を増やす前に、現在掲載している仕事体験や会社説明会の案内を、学生の立場で読み直してみましょう。
特に確認したいのは次の3点です。
・最初の3行で、誰に向けた案内か分かるか
・参加すると何を知ることができるか分かるか
・仕事内容や当日の様子を具体的に想像できるか
この3つが伝わっていなければ、情報を追加する前に、タイトルや冒頭文を見直すことをおすすめします。
今回の調査から、28卒学生の多くが、限られた時間の中で効率よく企業や仕事を知ろうとしていることが分かりました。
企業側も、情報量を増やすだけでなく、学生が短時間で内容を理解し、「もう少し知りたい」「参加してみたい」と思える見せ方を意識する必要があります。
まずは、自社の採用ページや仕事体験の案内を開き、タイトルと最初の3行だけで魅力が伝わるか確認してみてはいかがでしょうか。
■参考資料