Chief Director│2007年入社│内定者期間よりユーロードの開発に着手し、2007年にU-Road 2009をリリース。2020年、U-Roadを〈和歌山で働くなら ユーロード!2022〉へとブランド名を変更し、〈ユーロード!高校生〉や〈ユーロード!研修〉を立ち上げ。
開催日:2026年8月28日(金)
時 間:13:30~17:00
会 場:和歌山西コミュニティセンター
主 催:ユーロード
8月28日、和歌山西コミュニティセンターにて、ユーロード主催「人事担当者さまセミナー」を開催しました。
「採用・育成・交流を繋ぐ」
学生のリアルな声を聞き、最新の採用市場を知り、最後は企業同士で採用について語り合う。
一方的に情報をお伝えするだけではなく、知る。考える。話す。
そんな時間にしたいと思い、今回のプログラムを組みました。
そして結果は――。
ありがたいことに、非常に熱量の高い一日になりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
本日の〈人事担当者さまセミナー〉の記事も、湯川が担当させていただきます。
【第一部】学生は、どこで企業に惹かれ、何に不安を感じるのか。
第1部は「2027卒 内定者3名によるパネルディスカッション」からスタートしました。

企業側から学生を見ることはあっても、「学生が企業をどう見ているのか」を直接聞ける機会は、意外と多くありません。
今回のパネルディスカッションでは、
・学生はどこで企業を知ったのか。
・何を見て興味を持ったのか。
・説明会やインターンシップで何を感じたのか。
・企業選びで不安だったことは何か。
・そして最後に、何が決め手になったのか。
そんな“就職活動のリアル”を、27卒の内定者3名に率直に語っていただきました。
私たち採用側は、つい、
「この情報を伝えたい」
「この魅力を知ってほしい」
と企業目線になりがちです。
でも、その情報を受け取る学生には、学生側のタイミングと心理があります。
だからこそ、採用活動を考える前に、まず学生を知る。
今回のセミナーは、そこから始めました。
第一部の詳細は別ブログにてご紹介いたします!
【第二部】早期化する採用市場。大切なのは「早く選考すること」ではない。
ここからが、私の担当した第2部です。
テーマは、
「2028卒の直近情報と、秋冬インターンへの準備」
でした。
資料では、まず採用そのものの考え方から、新卒採用の市場感、学生の動き、新卒採用の進め方まで、基本から整理しました。
新卒採用は、単なる欠員補充ではありません。
中途採用が即戦力を求める採用だとすれば、新卒採用は、「これから育てる人」を採用する活動。
つまり、数年後、十数年後の会社をつくる活動でもあります。
そして今、その新卒採用を取り巻く環境は、確実に変化しています。
特に大きいのが、学生との接点の早期化です。
インターンシップや仕事体験への参加率は高い水準にあり、学生は大学3年生のかなり早い段階から企業を見始めています。28卒についても、7月時点ですでに55.4%の学生が何らかのキャリア形成活動に参加しています。
ですので、「採用は3月から」という感覚は、もう現実とはかなりズレています。
ただ、今回、私が一番お伝えしたかったのは、「早期化しているから、早く選考しましょう」ではありません。むしろ逆です。
早く出会い、時間をかけて関係をつくる。
こちらの方が、今の採用には大切だと思っています。
学生にとって企業との最初の接点は、「この会社に入るかどうかを決める場」ではありません。
まずは、「こんな会社があるんだ」という発見です。
そこから、「ちょっと面白そう」「もう少し知ってみたい」「この人たちと働くのもいいかもしれない」と、少しずつ気持ちが動いていきます。
採用活動は、いきなり告白するのではなく、まず知り合うところから始まる。
そう考えると、早期接点づくりの意味も少し変わって見えてきます。
第二部ではマイナビ発表の最新学生データもご紹介しながらお話させていただきました。

【第二部/特にお伝えしたかった事】学生が見ているものは、時期によって変わる。
第二部を通じて私が特に丁寧にお伝えしたことをこちらに記載しておきます。
学生が企業を見るポイントは、一年間ずっと同じではありません。
たとえば、6月頃。
インターンシップや仕事体験先を選ぶ際に最も重視されるのは、「自分のやりたい仕事ができる会社」です。33.9%で、他の項目を大きく上回っています。
まだこの時期の学生は、「社会人になるなら、どんな仕事をしてみたいか」というところから企業を見ています。ところが、就職活動が進んでいくと変わります。
10月から2月頃になると、安定・給与への関心が高まり、さらに3月末になると、給与・勤務地・福利厚生といった、より具体的な就業条件を重視するようになります。
ここが、今回のセミナーで非常に大切にしたポイントです。
企業側は、どうしても一年中、「当社の魅力はこれです!」と同じメッセージを出してしまいがちです。
でも学生は、変わっています。
夏の学生が知りたいことと、
冬の学生が知りたいことと、
選考直前の学生が知りたいことは違います。
だから採用広報も、時期に合わせて“着替える”必要があります。
夏なら、
・仕事内容
・仕事の面白さ
・社員の人柄
・成長できる環境
就職活動が進んできたら、
・給与
・休日
・勤務地
・福利厚生
・キャリア
・会社の安定性
見せるものを変える。
情報を追加する。
伝え方を整える。
採用サイトも、インターンシップも、説明会も、メールも、一度作って終わりではありません。学生の心の動きに合わせて、情報を出していく必要があります。
そして現在は、学生も企業も活動が長期化しています。企業側も学生側も、「早く始まって、長く続く」採用になっています。
だからこそ、採用活動は“点”ではなく“線”で考える。
これが、これからの採用設計では非常に重要になると思っています。

【第三部】最後は、企業同士で語る。今回も、やっぱり大盛り上がりでした!
そして第三部。
今回から「テーマ別」での情報交換会とさせていただきました!
私は、この時間がかなり好きです(笑)。
今回、事前に参加企業の皆さまにテーマを選んでいただき、テーマごとにテーブルを分けて情報交換を行いました。
結果は――。
皆さまのおかげで今回も、大盛り上がりでした!
セミナーでデータを聞くことも大切です。学生の声を聞くことも大切です。
でも、人事担当者の皆さまにとって、実はものすごく価値があるのが、「他社の人事担当者と話すこと」ではないかと思っています。
「インターン、実際どうしてます?」
「何月から動いてます?」
「学生、集まってます?」
「内定辞退って増えてません?」
「採用担当って何人でやってます?」
普段、なかなか聞けない話が飛び交います。もちろん会社ごとに事情は違います。業種も規模も採用人数も違います。
だから、他社のやり方をそのまま真似すればいいわけではありません。
しかし、他社の採用を知ると、自社の採用が見えてくる部分もあります。
「うちは意外とできているな」という発見もあれば、「そこ、全然考えてなかったな」という気づきもあります。
そして何より、「その悩み、うちだけじゃなかったん」と思えることもある。
採用担当者は、会社の中では少人数であることも多く、意外と孤独です。だからこそ、会社の壁を越えて話せる場所には意味があると思っています。今回も、最初は少し静かだったテーブルが、気づけば笑い声だらけ。終了時間になっても話が止まらない。終了の合図からすべてのテーブルで45分間のアディショナルタイムを過ごしてくださいました(笑)。







参加者の皆さまから、こんな声をいただきました!
「学生のリアルな話を聞いた後に市場データを見ることで、採用活動をより具体的に考えることができました」
「早期化=早く選考することだと思っていましたが、“早く出会い、関係をつくる”という考え方が印象に残りました」
「学生が時期によって企業を見るポイントが変わるという話は、自社の採用広報を見直すきっかけになりました」
「他社の人事担当者と採用について率直に話す機会が少ないので、情報交換会がとても参考になりました」
「同じ悩みを持つ企業が多いことが分かり、少し安心しました(笑)」
「もう少し情報交換の時間が欲しかったです!」
採用市場は、これからも変わっていきます。
学生の価値観も変わる。
採用手法も変わる。
昨日までの正解が、来年も正解とは限りません。
だからこそ、企業同士で学び合い、悩みを共有し、新しい採用の形を一緒につくっていくことが、これまで以上に大切になっていくのだと思います。
ユーロードも、「採用をサポートする会社」ではなく、和歌山の企業の皆さまと一緒に、採用を盛り上げていく存在でありたいと思っています。
学生に、和歌山にはこんな会社があると知ってもらう。ここで働くことの面白さを伝える。そして、和歌山で働きたいと思ってくれる学生を、一人でも増やしていく。
一社だけではできないことも、地域の企業がつながれば、きっとできることが増えていきます。これからも皆さまと一緒に、和歌山の採用をもっと面白く、もっと元気にしていきたいと思います。
今回ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
そして次回は――
ユーロード20周年記念 人事担当者さまセミナー
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2027年2月12日(金)
@和歌山県JAビル
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です。
20周年という節目だからこそ、これまでの感謝を込めながら、これからの和歌山の採用について、皆さまと一緒に考える一日にしたいと思っています。ぜひ、次回もご一緒ください。
今回もありがとうございました!
